
2026.05.07
INTERVIEW
「どのツールで送ればいい?」の混乱を解消。グローバル企業が求めた安全性の高いファイル転送統一

ピンゴルフジャパン株式会社 様
業種: ゴルフ用品の製造・販売
規模: 約550名
課題: ファイル送信ツールの社内統一、セキュリティ面の不安
課題/目的
・ファイル送信に使うツールが社内でバラバラだった
・社内ストレージから外部への直接送信がセキュリティ上禁止されていた
・PCを持たない製造部門への情報共有手段が必要だった
効果
・安全性の高いファイル送信手段を全社で一本化できた
・直感的な操作性により導入後の問い合わせがほぼゼロ
・利用者・管理者双方の精神的な負担が軽減した
米国発のゴルフ用品ブランド「PING」の日本法人であるピンゴルフジャパン株式会社は、社外へのファイル送信手段が社内で統一されていないことに課題を感じていました。
グローバルのセキュリティ方針により、普段利用しているOneDriveやTeamsから外部へ直接ファイルを送信することが禁止されており、各部署が個別に一般的なファイル転送サービスを使っている状態だったといいます。
2023年10月にEveridaysを導入し、大容量ファイルの送信手段を安全性の高いツールに一本化。約2年半が経った現在では、ファイル転送機能による社外送信に加え、製造部門向けの情報共有ポータルとしても活用が広がっています。IT部でインフラ全般を担当する佐藤さんにお話をうかがいました。
「どれで送ればいい?」が飛び交う、統一されないファイル送信
ピンゴルフジャパン様の事業内容について教えていただけますか?
佐藤さん:弊社は米国に本社を置くゴルフ用品ブランド「PING」の日本法人です。ゴルフクラブのヘッドなどのパーツをアメリカから調達し、お客様のオーダーに合わせて日本国内で組み立て・加工を行っています。完成品をそのまま輸入するのではなく、一本一本手作りで仕上げているのが特徴です。フィッティングスタジオや直営店での販売、修理・カスタマイズも手がけています。
Everidaysを導入される前、ファイルの送信はどのように行われていましたか?
佐藤さん:弊社ではMicrosoft TeamsやOneDriveをファイルの保存場所として使用しています。しかし、アメリカ本社のセキュリティ方針により、TeamsやOneDriveから社外へ直接ファイルを送信することが禁止されています。そのため、外部へファイルを送る際には別のサービスを使う必要があるのですが、社内で統一されたツールがありませんでした。各自が一般的なファイル転送サービスなどを個別に使っている状態で、セキュリティ面でも不安を感じていました。
その状況に対して、どのような危機感をお持ちでしたか?
佐藤さん:一般的によく使われているファイル転送サービスには広告が多く表示されるものもあり、誤ってクリックしてしまうリスクもあります。何より、どのサービスを使えばよいのか利用者側も判断に迷っている状態でした。セキュリティが担保された有料サービスに統一し、全社で同じ手順でファイルを送れる環境を整える必要がありました。
必要な機能だけが揃ったシンプルさとSSO対応が決め手に
Everidaysはどのようにして見つけられましたか?
佐藤さん:ファイル転送サービスの導入を検討するにあたり、Webで複数のサービスを比較できるまとめサイトを参考にしました。そこでEveridaysを見つけ、合計3社で比較検討を進めました。各社ともオンラインでの説明を受けたうえで、トライアルも実施しています。
3社を比較された中で、Everidaysに決められた理由を教えていただけますか?
佐藤さん:最終的な決め手は、機能がとてもシンプルだった点です。他のサービスはOneDriveのようにファイル管理全般をカバーしようとして多機能になっており、弊社の用途には合いませんでした。
弊社にはすでにOneDriveというファイルの保存場所がありますので、求めていたのはファイル送信に特化したシンプルな機能です。Everidaysのデモを試したところ、必要な機能だけが揃っていて、操作も直感的にわかりやすいと感じました。
セキュリティ面での要件はありましたか?
佐藤さん:1度のログインで複数のサービスやシステムを利用できる仕組み「シングルサインオン(SSO)」に対応していることが絶対条件として挙がっていました。現時点ではまだ社内の準備段階ではありますが、SSO対応があること自体が選定時の重要なポイントでした。アカウント管理の負担を考えると、SSOがないと運用が難しくなるためです。
エクスプローラーのような操作感で、問い合わせはほぼゼロ
導入時、社内への展開はどのように進められましたか?
佐藤さん:まず各部署ごとにWebミーティングを設定し、マーケティングやセールスといった部署単位で全員を招待しました。そこで使い方のデモを行い、「この手順でファイルを送ってください」という運用ルールを説明しています。併せて手順書も作成し、配布しました。
導入後、操作に関する問い合わせはありましたか?
佐藤さん:驚くほどありませんでした。フォルダの構成がWindowsのエクスプローラーとほぼ同じなので、普段からパソコンを使っている社員であれば、特に説明をしなくても直感的に操作できます。
他のツールと比べても、Everidaysに関する操作方法の問い合わせはほぼゼロです。ITに詳しくない社員にも展開しやすかった点は、導入を進めるうえで非常に助かりました。
大容量ファイルの送受信から、製造現場向けポータルまで
現在、Everidaysをどのようにお使いですか?
佐藤さん:最も大きな活用は、大容量ファイルの送信です。たとえばマーケティング部がカタログのデータを入稿先や取引先に送る際に、ファイル転送機能を使っています。
運用としては、各ユーザーのマイスペースにファイルをアップロードし、そこからダウンロード用URLを発行しています。URLは自社のメーラーにコピー&ペーストして送るようにしており、差出人のドメインが変わってしまうことへの懸念や、送信先に不信感を与えないための工夫です。
ただ、この点については、Everidaysの機能を利用すれば、送信元を弊社のドメインに変更できるとうかがいました。ワンタイムパスワードでの認証もできるようになったとのことでしたので、試してみたいと思っています。
ファイルの受信にもEveridaysを活用されていますか?
佐藤さん:はい、ファイル受信機能も使っています。たとえばショップ様から「セールス資料を送り返したいが、ファイルサイズが大きすぎてメールで送れない」といった連絡が来ることがあります。そうした場合に、こちらからファイル受信用のURLをお送りして受け取るようにしています。
ファイル転送以外の活用方法はありますか?
佐藤さん:製造ラインで実際にクラブを組み立てている社員や契約社員には、一人ひとりにパソコンが割り当てられていません。Microsoftアカウントも付与されていないため、TeamsやOneDriveで情報を届けることが難しい状況でした。
そこで、共有アカウントを一つ作成し、ワークスペース上に人事からのお知らせなどを配置して全員で利用しています。いわば、お知らせ配布のためのポータルサイトとして活用しています。
「Everidaysで送れば大丈夫」が定着し、負担もなくなった
導入後、最も大きく感じている効果は何でしょうか?
佐藤さん:一番大きいのは、ファイルを送信する際に手間取ることがなくなったことです。以前はサービスが乱立しており、利用者側も「どれを使えばいいのだろう」と迷っていました。
それが今では「Everidaysでこのように送ってください」と一つに統一されており、かつセキュリティも担保されています。安心して社外へ情報を送ることができるようになったのは、精神的にも大きな変化でした。
管理者としての効果はいかがですか?
佐藤さん:管理者としても、利用者に対して「これを使えば大丈夫」と明確に案内できるようになりました。以前は一般的なツールを個人の判断で使っている状態でしたので、情報漏洩のリスクや、いわゆる“シャドーIT”の心配が常にありました。ファイル送信の手段が一本化されたことで、そうした不安がなくなったのは管理者側にとっても大きな効果です。
貴重なご意見ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします
組織名:ピンゴルフジャパン株式会社 様
HP:https://clubping.jp/
課題:ファイル送信ツールの社内統一、セキュリティ面の不安
取材時期:2026年3月
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