2020.11.10
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【コラム】Microsoftで実現するEveridaysサービスの安全性
Everidays(エブリデイズ)の特徴
Everidaysは、Microsoft Azureを活用した国内法人向けのクラウドストレージサービスです。
お客様の個人情報やコンテンツは、すべて日本国内で保管し、データベースやファイアウォール、開発基盤などサービスに関するほぼすべてをMicrosoft Azureで実現しています。
Everidaysを通して目指す社会貢献
Everidaysの開発の想い
企業の情報セキュリティ対策、BCP対策、そして働き方改革への対応は、どの企業にとっても急務な課題です。
また、昨今の感染症拡大をきっかけに、テレワークが広く浸透し、新しい働き方への対応(改革)が一気に普及しました。その一方で、セキュリティや生産性の面で、課題も浮き彫りになってきた企業も多いはずです。
わたしたちは、クラウドストレージがその課題に最適なツールであるにもかかわらず、なかなか導入が進んでいないと感じており、「導入しやすい価格」でセキュリティと生産性を両立できるクラウドストレージサービスの企画・開発を進めて参りました。
BCP対策の一助として
日本に住む私たちは、地震や大雨・洪水、土砂災害など、常に自然災害と隣り合わせと言えます。また、昨今のグローバリゼーションが発展した世の中においては、紛争、騒乱などのリスクも無いとは言い切れません。この状況の中、企業としてもBCP対策を行い、あらゆる局面で事業継続を実現していかなければなりません。このBCP対策の中でも「業務データの遠隔地保管」と言う観点で、Everidaysはその取組みに寄与してきたいと考えています。
また、お客様の資産はクラウドにアップロードすることで、「AES256」によるファイル暗号化、「TLS」による通信の暗号化が適用され、企業の情報資産を安全に守ることも可能となります。
使いやすい操作感とテレワークにも便利な共有機能を
もちろん、セキュリティだけではなく、生産性の面も維持していく必要があります。
Everidaysは、エクスプローラーやFinerのようなデザインを採用しています。さらに、「右クリックメニュー・キーボードでの操作・ショートカットキー」など、生産性を落とすことなく今まで通りの操作感でご利用いただけるため、導入時に課題となる「教育コスト」や「学習コスト」もかかりません。
さらに、ファイルの共有は、部やプロジェクトなどの単位で自由に作成できる「ワークスペース」にメンバーを追加するシンプルな方式です。これにより、ひと目で共有メンバーを把握でき、どのファイルを共有しているか分からない・共有を解除し忘れたなどを未然に防ぐことができます。また、ワークスペースには社外ユーザも追加可能なため、情報漏洩を最小化した上でテレワークでき、さらなる生産性向上も見込めます。
分かりやすく、導入しやすく、続けやすい価格設定で
料金プランは、細かなオプション費用などはすべて無くし、シンプルに容量単位で価格を設定しました。さらに、初期導入費用も不要で、ご利用ユーザ数は無制限です。
日本全体の企業のうち、約99.7%が中小企業と言われています。私たちは、その中小企業様にも導入しやすい価格を設定することで、大企業様はもちろん、より多くの企業にご利用いただき、この急務な課題を解決するお手伝いをすることで、社会貢献していきたいと考えています。
サービスの基盤を支えるMicrosoft Azure
Everidaysは、「コンテンツをより安全に、ご要望の実現をよりスピーディーに、よりコストパフォーマンスを発揮させる」ために、サービスに関するほぼすべてをMicrosoft Azureで実現しています。
主な実現ポイント
- 国内向けサービスのため、Application Gatewayで海外からのアクセスをフィルタリング
- また、必要に応じてApplication Gatewayのロードバランス
- Azure Storageは、国内複数拠点で冗長化
- アプリケーションは、WebApp Container上で構築され、必要に応じてスケーリング
- Azure DevOpsで、開発環境からStaging環境へのデプロイ(GitHub⇔DevOps)
- Azure CDNでEveridaysアプリケーションインストーラの高速ダウンロード
- DDos Protectionでのサイバー攻撃対策
- サービス正常性をモニタリングし、警告や障害時はすぐにチャットへ通知
Microsoft Azureを活用することで、サービスを一気通貫で管理することが可能となります。
Everidaysは、さらにより良いサービスを目指し、今後もマイクロソフトのテクノロジーとプラットフォームを利活用し、サービスの強化を図ってまいります。
引き続き、Everidaysをよろしくお願いいたします。